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放射性廃棄物管理
廃棄物管理のためのエンジニアリング・サービス
Onet Technologiesは、フランス国内外の放射性廃棄物管理分野において数十年にわたる除染・解体経験を有しています。
当社は放射性廃棄物管理のバリューチェーン全体に携わり、エンジニアリングと現場サービスに関与することで実際のフィードバックを得ているだけでなく、放射性廃棄物管理施設SOGEVAL (所在地:フランス) も所有、運用しています。
当社の事業
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放射性廃棄物処理施設と貯蔵施設の設計・施工
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あらゆるエンジニアリング分野において原子力施設や産業用施設の設計に関する調査、専門知識、アドバイスを提供
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廃棄物管理全般: 特性評価、廃棄物経路調査、除染、受入基準から処分場またはリサイクルセンターまでのバリューチェーンに関する専門知識
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レガシー廃棄物の取り出しと (再) 梱包のための施設の設計、施工、運用
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放射性廃棄物の梱包施設、貯蔵施設、処理施設の運用委託 (所有者の代理として)
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日本においてOnet Technologiesは日本およびフランスのパートナー企業と共にサービスを提供
日本においてOnet Technologiesは日本およびフランスのパートナー企業と共にサービスを提供
除染・解体プロジェクトに関連する放射性廃棄物管理調査
除染・解体プロジェクトに関連する放射性廃棄物管理調査
当社はフランスにおいて主な放射性廃棄物管理に関与していますが、日本における当社の最大の付加価値は以下のとおりです。
- 除染・解体作業により発生する廃棄物 (除染・解体廃棄物および二次廃棄物) またはレガシー廃棄物 (過去に貯蔵されていた廃棄物で、新規制に従って再梱包または貯蔵するために取り出す必要があるもの)。
- カテゴリー2 (レベルL3、L2、L1も含まれる) に分類。
当社のスタッフは上記の廃棄物に精通しており、以下の業務を提言することができます。 - 実績のある方法を用いて廃棄物管理戦略をサポートするための調査 (またはコンサルティング)。当社の主な付加価値は以下のとおりです。
〇 除染・解体戦略の詳細を決定する前に廃棄物管理戦略を定義した経験。
〇 廃棄物管理上の問題から将来的に生じるコストと時間への影響を低減するための、経験に基づくリスク管理アプローチ。 - 初期特性評価から中間貯蔵 (または除染後の放出) まで、除染・解体廃棄物を管理するためのソリューションや施設の設計サポート。
パートナー企業と提携して、超ウラン廃棄物などの特殊な放射性廃棄物管理に対処するために調査も行っています (日本における現在までのプロジェクトを参照)。
放射性廃棄物管理施設に関する技術
放射性廃棄物管理施設に関する技術
日本における研究開発のサポート、プロジェクトの改善、特有の課題の解決
除染・解体技術について、当社は放射性廃棄物管理のバリューチェーン全体において放射性廃棄物管理ソリューションや施設と「Best Available Technologies」(利用可能な最良の技術) の統合をサポートすることができます。
現在までの日本における主要な放射性廃棄物管理プロジェクト
福島第一原子力発電所における燃料デブリ管理戦略
このプロジェクトでは、燃料デブリと廃棄物を分類するための重要な方向性とソリューションの概念を提言しました。その主な目的は、TRU (超ウラン廃棄物) として貯蔵され、最終的に処分される量を低減することです。これはコストの大幅な低減を含む、廃棄物の安全かつ合理的な管理をサポートする上で非常に重要な活動です。
廃棄物受入基準 (WAC) と燃料デブリ貯蔵概念の研究
このプロジェクトでは、以下の2つの重要な目的を持つ主要活動をサポートしました。
まず、燃料デブリと廃棄物の貯蔵に対する準備体制を強化し、福島第一原子力発電所の解体が遅延するリスクを低減すること。
次に、将来的に非常に高額な廃棄物の再梱包リスクを低減する観点から、貯蔵から処分への移行段階の予測を開始すること。
放射性廃棄物を分類するための革新的技術
過去の調査結果で明らかになった主要な技術的ニーズに取り組んでいます。
担当者
ジュリアン・ギーマン (Julien GUILLEMIN)
日本地域事業開発マネージャー